CoderDojo 光 チャンピオン(主宰)の石川です。
いつも CoderDojo 光 を応援いただきありがとうございます。
2020年3月20日に開催して以降、毎月1回以上開催を行ってきた CoderDojo 光 は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全国的ならびに地域内での感染拡大をうけ、継続して開催することができなくなっている状況を申し訳なく思う次第です。
ご協力を頂くメンターの方や行政機関からの情報を収集しておりますが、CoderDojo 光 は純粋に山口県光市内だけでなく、東は岩国市、西は山口市からの参加があり、参加される方のエリアが広いことが特徴となっており、地域や自治体によって対処方針が異なる部分をどのように吸収するかなど、地域の課題に向き合う中での対応が求められている状況と認識しています。
この1ヶ月は、感染者の多い都市部と異なる対応ができるのではないかとの思いとは裏腹に、感染者の発生に伴う学校再開の再々延期など、もどかしい状況が継続しています。
そこで、参加する Ninja の地域ごとの正確な状況と、オンラインでの障壁の状況を把握するため、先般アンケートを実施させていただきました。
このアンケートの結果および分析と、5月の開催計画についてご案内させていただきます。
2020年5月の開催計画について
2020年5月については、以下の通りのスケジュールで、オンラインにて開催いたします。
- 2020年5月6日(水・振休) 14:00~16:30(開場時間 13:00~17:00)
- 2020年5月9日(土) 14:00~16:30(開場時間 13:00~17:00)
- 2020年5月16日(土) 14:00~16:30(開場時間 13:00~17:00)
- 2020年5月23日(土) 14:00~16:30(開場時間 13:00~17:00)
つまり、この連休期間である5月6日に開催し、以降、毎週土曜日に開催とします。
後述しますが、オンライン会議ツールは、使ってみると案外慣れるものではあるのですが、ツールの利用に対する保護者や Ninja の恐怖心の部分を取り除く施策として、こういったツールへ接続するチャレンジできる機会を増やすことと、定期的な開催に伴い子ども達の生活リズムの安定化を図りたいと考えています。
連休期間中または連休明けのタイミングで山口県知事や山口県光市及び周辺地自体からの発表内容を確認した上で、メンターと調整の上、上記以外に平日日中や平日夕刻以降の時間帯にも開催を追加する可能性がありますので、追加の際は再度お知らせいたします。
また、接続等のサポートが必要な方については、オンラインでのサポートを基本としますが、オフラインでのサポートを希望される方は、別途日程等調整させていただき、環境構築や接続テスト等を行いたいと思います。
なお、Zoomでの開催が中心になる可能性は高いと思いますが、最適なツールを探して変更する場合もございますので、お手数をお掛けいたしますがご協力を賜ることができればと存じます。
募集につきましては、それぞれconnpassにてイベントを設定しますので、登録をお願いいたします。
アンケート結果について
先日2020年4月にオンライン開催に関するアンケートを実施しました。
アンケートについてはGoogleフォームを利用し、地域と各学校での現在の対応、オンライン会議ツールに対する認識や利用歴等を問うものとしました。
結果については添付をご確認ください。
アンケートの考察
地域や学校による差として、不要な外出は控えることは共通でしたが、学校の友人と会うことの自粛や、両親や祖父母など以外の親戚との面会や訪問等を控えるよう通達が出ている学校もありました。公立・私立の差もありますが、大きくは各市町教育委員会の基本方針が異なることが背景にあるとみられます。
何らかの形でプログラミングが継続できる環境の提供により、閉鎖的な環境に閉じこもっていることのストレス解消の場づくりについてのCoderDojo 光として実施できる部分から実施していく必要性を強く感じています。
具体的に「オンライン開催」を推進するにあたり障壁となるであろうPCやタブレットなどの利用環境については、CoderDojo 光 の通常開催時と同様に全員が何かしら利用できるものを持っていることが確認できました。
また、Zoomをはじめとするオンライン会議ツールについては、実際に使用するとなるとうまく繋げないことの不安や繋げないことで迷惑を掛けることの心配などを背景としたものも含め、全体には概ね抵抗感はない傾向はみられるものの、一部に不安視をする声が出ていることがうかがえます。
利用するツールについては、オンライン会議サービスやソフトに絞るとZoomが圧倒的に多いようですが、普段使用するアプリで出来る部分も含めるとLINEビデオ通話は保護者にとっては使い慣れたツールのひとつとなっているようです。