CoderDojo光 Champion(チャンピオン、運営者)の石川です。
日本中のCoderDojo関係者が集まる年に一度の祭典、DojoCon Japan が大阪府茨木市の立命館大学の茨木フューチャープラザで開催されました。
今年で2回目の開催とのことで、セッションあり、交流あり、体験あり、ワークショップあり、出展ブースありの大規模なものでした。
今年のテーマは「つながる ~Dojo to Dojo~」。
Dojo同士の繋がりや、ニンジャ、メンター、チャンピオン同士の繋がりができるさまざまな企画と内容と工夫があり、いち参加者としても楽しませて頂きました。
会場の建物は立命館大学茨木キャンパス内の「フューチャープラザ」という建物で、講演やセッション等ができるホールや会議室を併設するばかりか、飲食店やスターバックスまで(笑)
DojoCon Japan 2017の会場は、平面の大きなホールをまるごと使用し、セッションエリア、ワークショップエリア、交流エリアといったようなエリアでゾーニングされていて、それぞれの企画が全体を通して同時並行的に動くスタイルでした。
ただ、企画コマがバラバラに動くだけでなく、セッションの登壇者が、直後のコマで交流エリアでお茶会をするといった、今年のテーマ「つながる」が意識された企画で楽しめました。
また、今回は(も)、CoderDojo創始者のJamesさんや、CoderDojoFoundationからRossさんが来日され、CoderDojoの生い立ちや、何故「道場」という名前なのかという、日本人ならおそらく誰でも感じるであろう疑問をクリアにしてくださるセッションも設定されていました。
セッション
さまざまな関係者によるセッションが行われ、CoderDojoのはじまりから、現在の日本での展開や活用事例などについて、広く知見をインプットさせて頂きました。
ただメンターとして参加し見聞きするだけでも興味深い内容が、チャンピオンとしての立場でより一層深く得られるものが多かったです。
展示・ワークショップ
いつものCoderDojoと同じように作品制作ができるコマから、メンター向けのRaspberry Piのワークショップ、ロボホンで遊んでみるなど、ワークショップ&体験&ハンズオンが展開されていました。
ほかにも、ス○ラトゥーンみたいなゲームとか、ロボットを操作するワークショップとか、工作、思考を育成するボードゲームなど、触って使って楽しめるコーナー盛りだくさんでした。
スポンサーブース
一部セッション等の都合でじっくりお話しをすることができなかったところもありますが、出展されていた企業や団体のブースでそれぞれお話しや意見交換等をさせていただきました。
個別に話を聞いていくのもちょっともったいないので、今回一緒に参加していただいたCoderDojo光のお世話をしていただいているメンターの金江さんとともに回らせて頂きました。
サーバー関係などのインフラに近いNHNテコラスさんのCloudGarageやさくらインターネットさんでは、Dojoにおけるサーバーの活用についてのお話しをしまして、
また、Linkingデバイスのブースでは、担当のdocomoの方と、ジャイロ&加速度センサーのデバイス「Shizuku 6X」についての紹介をいただき、また、CoderDojo光へ1台いただきました。
次回以降のDojoでは、ニンジャに対してまずはデモができるように準備を進めたいと思います。
このほかロボットからIoTモジュールまで、たくさんのブースでお話しを伺わせて頂きました。
CoderDojoロゴコンテスト
事前投票によるコンテストで、残念ながらCoderDojo光は選には漏れましたが、全国各地の工夫を凝らしたロゴは、見ているだけで楽しくなります。
上位入賞のDojoのロゴは実際にステッカーとして作成されたそうで、何枚かいただきました!ありがとうございます。
チャンピオンを探せ
私も、CoderDojo光のチャンピオンとして協力させていただき、たくさんの参加者(ニンジャも大人たちも!)にスタンプを提供しました。スタンプと言っても、QRコード読み込みなので、シンプルに、楽しめる、そんなスタンプラリー企画でした。
おまけ
テーマの「つながる」を意識したという訳でもないのですが、DojoCon Japan 2017の翌日は、CoderDojo堺でDojoが開催されるとのこことで、泉北まで足を伸ばしてきました。
訪問が遅くなり発表タイムになっていまいましたが、ニンジャが積極的に発表してくれていた上、うまく動かない部分はライブコーディングしてしまうという状況にビックリ。
またチャンピオンの田重田(たじゅうた)さんが早速Shizuku6Xを活用したScratchXのデモプログラムを作成されて、ニンジャが興味津々でした。
このように、ニンジャはもちろん、メンターやチャンピオン(チャンピオンも他のDojoではメンターになれますね)も他地域のCoderDojoに参加してみると、新しい発見や繋がりができて、もっと楽しく活動できていくこと間違いなしです。
まとめ
新しい出会いや発見のある全国規模のイベント・祭典は、参加者(ニンジャ)にとっても、主催側・運営側(チャンピオンやメンター)にとっても、新たな学びを得て、より各地域での発展に繋げていける機会になります。
CoderDojo光としても、山口県内で初めてのDojoであり、これから県内や近隣のDojoが立ち上がっていく支援の側にもなるかと思います。積極的な繋がりをもって、CoderDojoという新しい学びの場を広めて行ければと思いますし、まずは私たちのDojoに参加してくれるニンジャたち、メンターのみなさんとのつながりを大きく広げて行ければと思います。Dojoとしては、次回は11月18日(土)、次々回は12月3日(日)を予定しています。
CoderDojoに興味のある方やメンターに興味のある方、プログラミング教育が気になる方などの見学も受け付けています。ご参加や見学をお待ちしています。
次回Dojoでは、今回のインプットを簡単に紹介できればと思います。お楽しみに!