はじめに
CoderDojo光には保護者同伴の方も多くいらっしゃいます。
その中でお悩み相談のようなものを受けることもあるのですが、いつも失敗ばかりです。
今日もとあるお母さんから、
「この子はこれをやり始めると3時間位ずっとこの状態で・・・・・」
と言われて、その続きの言葉を待って相槌を打っていたら、
おーっと失敗!失敗!それ自体がお悩みだったようです!!
我々からするとプログラミングをしていて3時間後なんて気付かずに過ぎること多いです。
いつの間にか夜が明けてるのに気付いて、「おぉ、結構やったなぁ~」と思うレベルですから、
お悩みと気付かずにスルーしてしまうところでした。
お悩み相談の達人、メンターのさいきです。
今日はCoderDojo Japanを通じて株式会社セールスフォース・ドットコム様から寄付で頂いたディスプレイをこのような贅沢な使い方をしてニンジャのみんなをお迎えしました。
どんどん手狭になっています
今回も13人というたくさんのニンジャに参加していただきました。
内、新たに参加してくれた忍者も4名いました。
会場のキャパシティとメンターのマンパワー不足のために断らざるを得なかった子ども達もいました。
この点、今後改善のために色々と検討していきます。
そして今回から、イントロダクションのスライドを、CoderDojo光オリジナルのスライドで行いました。
「長いよ!!」という、心の声が思わず口から出てしまうニンジャの声にお応え・・・・
したわけではなく、要点だけを伝えて、より多くの時間をプログラミングに使って欲しいという配慮です。
新しいニンジャもすぐに馴染んでしまいます
それでは、新参加のニンジャを中心にご紹介しましょう。
初めてscratchを使うとのことでしたが、
プロのプログラマであるメンターに教えられて、あっという間に使い方をマスターしていました。
毎回毎回驚かされます。
簡単なテキストを渡して、最初にごく簡単な操作だけを説明したら、後は自分でどんどん進めて行きます。
scratchの楽しさを、
プログラミングの楽しさを、
そして仲間とやる楽しさをしてもらえたらいいですね。
左端の彼も初参加です。
HSPで地震情報を表示するアプリを製作中だそうです。
職業柄HSPと聞いて思わず Highly Sensitive Person(知覚過敏と過剰同調性という生きづらさを持つ人)の方を思い浮かべてしまいましたが、こちらは Hot Soup Processor というプログラミング言語だそうです。
彼は、このアプリが作りたいと思っておよそ一年前にプログラミングを始めたのだそうです。
一年にしてこの実力!
この先楽しみしかありませんね。
こちらも初参加のニンジャ。
この笑顔!
どんな楽しい映像を観ているのかと思いきや・・・・・
!!!??
このニンジャは初めはscratchをやっていたのですが、
途中からアイ・オー・データ機器様からご提供いただいているRaspberry PiのBASICキットの方をいじり始めました。
メンターは皆、感動で泣いていました。
発表タイム
参加ニンジャの数もこれだけ増えてしまったので、
気持ちとしてはもちろんみんなの発表を聞きたいのですが、
この内数名の発表しか聞くことができません。
でもみんなとても真剣な表情で他のニンジャの発表に聞き入っていました。
発表した子もそうじゃない子も、
みんなそれぞれ独特の視点を持って、各々の目標に向かってプログラミングに向かっている姿をみることができました。
これからも楽しんで、楽しんで、そして時に苦しんで、プログラミングを続けていって欲しいですね。
おまけ