チャンピオンの石川です。
CoderDojoでは、国内のチャンピオンやメンターなどの関係者が集まる「DojoCon Japan」を開催しています。
3年目を迎える今年は「DojoCon Japan 2018」、メインテーマは「ひろがる plus one」。初の関東開催で、より広がっていくCoderDojoの取り組みについての発表やディスカッション、ワークショップなどが開催されました。
光からは、チャンピオンの私のほか、メンターのえっちゃん、澤さんが参加しています。
また、セッションの企画として「非プログラマートーク」の登壇者としてえっちゃんが、ワークショップでの事例発表として私が参加しています。
このレポートでは、ワークショップのことと、DojoCon Japan 2018全体について記載したいと思います。
ワークショップ「自分にできる貢献のしかたを見つけよう by CoderDojo光」
ワークショップでは、CoderDojo光の特徴である、非エンジニア・非プログラマのメンターが多いことが挙げられるのですが、立ち上げから1年を経てこのような多くのメンターを迎え入れることができた取り組みや考え方を、今後運営を始める方や現在運営しているDojoのさらなるメンターの増強のヒントとしていただければと考えて発表型のワークショップ企画を提案させていただきました。
約10席の部屋が埋まり、少し立ち見などもあり、盛況でしたし、ヒントになったという声をいただきました。
いずれ公式に動画等で公開されることもあるのではないかと思いますが、まずはスライドを公開します。
仲間づくりを行う上で、どうしても「プログラミングができること」という気がしてしまいがちですが、活動への貢献のしかたは多様性と柔軟性があって、非プログラマでもたくさん活躍の場があり、実際にCoderDojo光では非プログラマが半数以上という構成で、メンターの人数にも全体に余裕がある状態です。
メンターに余裕があればさまざまな新しい取り組みもできますし、ニンジャひとりひとりにも目が行き届く。そして何より活動への理解も深まっていくと思います。
スライドの36枚目にはこういう役割があるよ、という例を示している図がありますので、ここだけでも是非見ていただいて、貢献のしかたについて考えるヒントにしていただければと思います。
盛り上がる DojoCon Japan と CoderDojo
CoderDojoに関わる大人たちのためのイベントとして、3回目の今年は初の関東開催で盛り上がっていました。
今回は前日設営からお手伝いに入りましたので、主に関東の各Dojoの関係者ともゆっくり交流する時間が取れたかなと思います。
来年はどこで開催されるかは正直分かりませんが、CoderDojoという活動に関わったからこそ得られるインセンティブができる場になって欲しいですし、オープンソース文化を知らない地域の人々にこの楽しい文化を知ってもらうきっかけづくりにもなるかと思います。また、それと同時に開催された地域の子どもたちの新たな可能性の発見につながる機会になってもらえたらステキだと思います。