CoderDojo光は、主に山口県光市や近隣の地域の子ども(7歳から17歳、小学生・中学生・高校生年齢相当)を対象としたプログラミングクラブです。子どもたちが集まり交流しながらそれぞれ作りたい作品をプログラミングしていくコミュニティです。
2017年8月から毎月1回以上の定期開催しており、2019年5月の開催で26回目となりますが、大型連休にあわせて楽しい企画にチャレンジしてみよう!ということで、2018年10月に山口市で開催されたクリエイティブハント 2018への出張開催以来およそ半年ぶりとなる出張開催を、周南市で開催します!!!
【特別企画】3つの部門と1つの体験コーナーを実施します
今回のCoderDojo 光では、3つの部門と、体験コーナーの4つの企画を用意しています。
【レギュラー部門 午前の部】【レギュラー部門 午後の部】は、通常の CoderDojo と同様に、各自が作りたい作品を決め、自由に作成できるものです。
Scratchをはじめ、micro:bit、Raspberry-Pi、IchigoJam、PYONKEE、Minecraft、PHP、Ruby、Pythonなど、それぞれがチャレンジしたいことに取り組んで行きます。
活動の最後に発表時間を設けますので、完成した作品または作成途中でも構いませんが、どのようなことに取り組んだのか発表して、アイディアやヒントをもらいましょう。
【チーム部門】は、1チーム最大5名程度までのチームを編成し、1日をかけて1つの作品を制作します。
使用できる言語は、スキルによる差が出てしまうことを防ぐため、【Scratch】に限定させていただきます。
詳細なルールは後述します。
【体験コーナー】は、プログラミングやプログラミング的思考に関するゲームや書籍、CoderDojo 光 に参加するNinja(参加する子ども)やメンター(支援する大人)の作品を展示し、自由に体験できるコーナーです。
このコーナーは申し込みなしで自由に体験できるようにする予定ですので、当日興味を持った方は是非お越しいただき、体験してください。
全体のタイムテーブルについては、以下の通りです。
今回のWi-Fiについては、会場である周南市立徳山駅前図書館が提供するフリーWi-Fiスポットと CoderDojo 光 で用意する仮設Wi-Fiの2つから選んで利用してください。
どちらを使っても構いませんが、おそらく会場のフリーWi-Fiの方が速度が速く安定していると思います。
ただし、会場のフリーWi-Fiは120分×2回までのため、【チーム】部門で制作を行うNinja(参加者)は時間が足りない状況になりますので、通常の CoderDojo 光 と同様に別途用意する回線の使用を推奨する予定です。
【チーム】部門についての詳細
チーム部門では、2~5名のチームで一日をかけて1つの作品を作り上げます。
制作のルールは以下の通りです。
- 使うプログラミングツールは Scratch のみ
- 「皆で遊べるゲーム」をテーマにした作品を作る
- 出来上がった作品は、Scratch の CoderDojo 光 のスタジオで公開・共有する
使用できる言語をScratchに限定する理由として、プログラミングスキルのバラツキを抑えるとともに、より多くの子どもたちがチームで作る喜びを体感して欲しいとの考えから、多くの子どもたちが触れたことのあるプログラミング言語としてScratchに制限することとしました。
参加にあたって、プログラミングなんてそんなに自慢できるほどできない!と思っている子どもさんも、簡単な動きを作ることができるのであれば部分的にでも作ることが出来るでしょうし、Scratch で素材作成(スプライトや背景などを作成)するのが得意ならば素材を作る部分でお手伝いすることもできますよね。
他にも、ゲームのアイディアをまとめたり、発表の準備をお手伝いしたり、もしかしたらチームメンバーの肩もみでだって貢献ができちゃうかもしれません。
プログラミングの世界ならではの、できることで少しずつ貢献しながら【一緒に作品を作る】という共同作業を、是非体験してみましょう!
会場が図書館なので、プログラミングのヒントが欲しくなったら図書館で調べる、なんてのもアリですよね。
なお、チーム編成は応募の際に記入して頂いたスキルなどを考慮し、CoderDojo 光 のメンターにて事前に協議して準備します。編成は当日朝の開始時のオリエンテーションにて発表します。
開催概要
■開催日時
2019年(令和元年)5月6日(月・振休)
- 【レギュラー部門 午前の部】10:30~12:30 (受付開始 10:15)
- 【レギュラー部門 午後の部】13:30~15:30 (受付開始 13:15)
- 【チーム部門】10:30~16:30
- 【体験コーナー】10:30~15:30 ※申込不要
■会場
周南市立徳山駅前図書館 3F 交流室1
https://shunan.ekimae-library.jp/ja
https://shunan.ekimae-library.jp/ja/conference_introduce
■定員
- 【レギュラー 午前の部】【レギュラー 午後の部】 各20名(予定、プログラミング初心者を含む)
- 【チーム】 10名程度
各部門とも、全体の募集状況やメンターの参加予定者数などを考慮しながら、募集定員を調整します。
■参加資格
- 小学生、中学生で、パソコンを使用する場合は、キーボードでの文字入力とマウス操作が可能であること
- iPadなどのタブレットを使用する場合はタップ、スワイプ、フリック操作が行えること。
※ 高校生の参加も可能ですが、よろしければジュニアメンターとしてのご協力をお願いいたします。
※ 小学生以下のお子さんは保護者の送迎が必要です。
※ パソコンなどの機器は原則としてお持ちください。(事情等ある場合は先にお問い合わせください)
■参加費
無料 ※無料である理由について
■持ち物
- 無線LAN接続可能なノートパソコン・電源ケーブル・マウス、またはiPadなどのタブレット端末
- Scratchアカウントの作成 ※Scratchで制作を行う予定の人のみ
- Scratchデスクトップ(オフラインエディター) ※Scratchで制作を行う予定の人のみ
パソコンは事前に起動してアップデートがある場合は適用しておくようお願いします(ネットワーク負荷軽減、子どもの制作時間の有効活用のため)
Raspberry-Piなどの機材が必要な方は各自機材をお持ちください。モニターの貸し出しについては事前にご相談ください。
■CoderDojo 光 でできること
CoderDojo光では、それぞれが各自に作りたい作品やテーマを決め、その実現に向けて制作を行ったり相談したりします。
プログラミング経験のあるお子さんは、自分が興味を持っている言語を使って作りたい作品を作ったり、メンターと一緒にわからないことを解決したり、ほかのニンジャ(参加者)と作品を共有したりします。
プログラミング未経験のお子さんは、まずはScratch等の環境を使って腕試しをしてみます。取り組む中で興味を見つけ、自分の作りたい作品を作っていきましょう。
具体的には、以下のような活動を行うことができます。
- Scratch
- ScratchJr
- Pyonkee(ピョンキー)
- micro:bit
- Raspberry-Pi
- IchigoJam
- BASIC(IchigoJam BASIC)
- Java
- Python
- PHP
- Ruby
- C, C++, C#
- HTML
- CSS
- JavaScript
- WordPress
- Minecraft など
- これらのわからないことをメンターや他のニンジャ(参加者)に相談する
CoderDojo 光について
「CoderDojo 光(CoderDojo Hikari)」は、日本の山口県光市で開設しているCoderDojoで、2017年8月より毎月定期的に開催しています。
山口県光市や周辺市町で、自発的にプログラミングを行いたいと思っている小学生・中学生の子ども達を対象(実際には7歳から17歳を対象にしています)にした無料のプログラミングクラブです。
この活動は、いわゆる「塾」や「教室」のように講師から教えるのではなく、自発的な学びを支援する活動となっており、何かを作りたいと思ったり、ここをこういう風に変えてみたいといったような「自ら考えること」「自ら行いたいこと」「自ら作りたいこと」を大人たちメンターが支援します。メンターにはプログラミングを本職としていない人もいますが、みなさんの作りたいと思う内容を一緒に話したりプログラムや動作を見たりしながら、課題の発見や解決に向けたアドバイスを行います。もちろんプログラムの内容自体で躓き、解決が難しい場合でも、プログラミングを本職とするプロもメンターに居ますので、分からないことを一緒に考えていく気持ちで臨んで欲しいと思います。
CoderDojo については、こちらをご覧ください。
活動・取り組みへのご協力のお願い
oderDojo光では、継続的な活動にあたり、可能な範囲でのご協力をお願いいたします。
寄付によるご協力
活動の参加に関しては無料ではありますが、会場費やホームページの運営費、学びのための道具(例えばRaspberry PiやArduinoやIchigoJamなどの基板類や通信回線、山口県光市外での活動に関する諸経費)などの運営に必要となる諸経費に充てるため、可能な方のみで結構ですので、募金・寄付のご協力をお願いいたします。会場入口に募金箱を設置しております。
その他、資機材の現物寄付なども受け付けております。
詳細は「寄付で協力する」ページをご参照ください。
メンターとして協力
子ども達の活動を支援できるメンターは、CoderDojoの活動の中心のひとつです。
CoderDojo光では十分な支援を行うため、メンターの人数にあわせて参加募集するニンジャの定員を決める運用を行っております。
メンターは子ども達の思い、考えを整理する支援を行ったり、プログラミングに関する相談にのる役割です。プログラミングの専門的な経験等がない方でも、思いや考えを整理するお手伝いはできるかと思いますし、専門的な内容についてはプログラミングを得意とするチャンピオンやメンターが支援します。
また、会場の準備・片付け、写真撮影、レポートブログの執筆など、プログラミングに直接関係のない運営に関する諸作業をお手伝いいただけるだけでもメンターとして立派な貢献をしていただけます。(プログラミングが専門の技術者には専門性が生きた貢献に集中してもらえるようになるので、それだけでも大きな貢献になります)
詳細は「メンターとして協力する」ページをご参照ください。
免責事項
CoderDojo光の活動参加中や行き帰りなどで発生したトラブル、損失、損害、傷病、事故に対して、CoderDojo光は一切責任を負いません。これらに対して自己責任においてご参加くださるようお願いいたします。
【参加方法】
connpassの申し込みページよりお申し込みください。
※予定定員に達している場合でも、メンターの出席予定や会場(座席)の準備等を考慮し調整しますので、一旦キャンセル待ちとしての受付となりますが、参加をご希望の方はお申し込みをお願いします。(キャンセルにより繰り上がる場合もあります)